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課題2「ここにしかない家」 模型の提出

課題2の模型(1/50)提出が行われました。
関東学院大学工学部建築学科・授業ブログ 建築設計製図3 
 
 
全案の中から17案ピックアップされ、各案ごとに講評が行われました。図面(設計図書)の提出へ向けて必要と思われる改善はどんどん行い、ブラッシュアップして下さい。


 
 

 
[ 敷地A ]

 

model#1


1階にカフェを配する案。コンクリート打ち放しの素材感がとてもよく表現できているが、光が内部空間に十分に入るのかどうかなど来週の図面提出まで時間はまだあるので検討してブラッシュアップして欲しい(上図一部は講評後撮影)。
  
 
 

model#2


賃貸アパートを+αに持つ案。外壁の色が良い。1/50スケールの模型を制作する場合、白模型ではなく、実際の素材を意識して、塗装したり色紙を貼るなど工夫が必要である。
 
 
 

model#3


1.2階の吹抜け空間を利用した光や風の抜け方、階段の配し方などきちんと考えられている一方で、交差点側に広く残った敷地を+αの自転車に関連したスペースにするなど積極的に活用して欲しい。

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model#4


交差点のある北側の1階に茶室、海側にオフィスを+αにして門型に構成した案。外壁のパターンなどよく作りこんでいるが、茶室など内部空間との関係で開口部や外壁が積極的に表現されても良かったのではないだろうか。また茶室へ行くまでのアプローチも検討して欲しい。
 
 
 

model#5


1階に事務所を置いて中央にコアを配した案。綺麗な模型ではあるが、配置方法として敷地形状を利用して隣接する高層建物から離すなど、周辺の高さなどもう少し考慮しても良かったのではないか。また、構造的に柱が足りない。H鋼のラーメンで、短軸方向にブレースが入る。

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model#6


1階に雑貨屋を配した案。東側の高層のマンションからの視線を考慮して西側にテラスを配したり窓の大きさなど検討してくれたが、海に面した南側に大きな開口があっても良かったのではないか。
 
 
 

model#7


1階に事務所を配した案。図面を描くときに、階段やエレヴェーター、パイプシャフトなど表現して欲しい。

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model#8


1階にジャズバーを配した壁式構造の案。どういうことを目指しているのかがわかる案で、方法はシンプルだがそこに現れる空間に対して積極的に取り組んでいるのがよくわかる模型。風の抜け方なども考えているのなら、模型の窓の表現としても、Fixの表現ではなく、上部に換気用の開閉窓などを設置するなどした表現にして欲しい。手摺はもう少しスマートに表現した方が良い。断面模型のようにみせるこの案の模型のつくり方は、垂直方向の空間の関係を明確に表現する上でとても有効である。ただし床が壁と直角になるように模型制作上の配慮が必要。

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model#9


+αにカフェを持つ壁式構造の案。開放的なカフェだが、カフェと住宅への動線を整理した方が良いのではないか。階段の寸法をきちんとおさえて模型制作する。
 
 
 

model#10


交差点側にアートギャラリー、海側に住宅を配した案。窓のあけ方などもう少し工夫すると空間にも広がりがでるのではないだろうか。

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model#11


中央にコアを配した案。+αの空間と住宅の玄関は別にして動線を整理した方が良い。
 
 
 
 
[ 敷地B ]
 
 

model#12


1階にパン屋を配し、建物の角を丸くすることでお店が交差点に開くように計画した案。南側の採光や西側の桜並木に対する窓の取りかた等もう少し検討が必要ではないだろうか。

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model#13

1階にカフェを配し、西側の桜並木の見える風景を積極的に取り込んでオープンカフェを計画した案。住宅のアプローチが遠回りではないか。また南側ファサードをもう少し通りに対して親和性を持たせても良かったのではないだろうか。
 
 
 

model#14


1階にカフェのある案。的確なヴォリュームで計画されており、南側の通りに対しては植栽やセットバックしたテラス等やわらかい表情で表現されている。玄関アプローチをもう少し検討して欲しい。

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model#15


1階にベーカリーと工房を配した案。どのように人が動くのかを考えようとしているのがよくわかる模型。六角形という形の特性を生かした窓の開け方など工夫があっても良いのではないだろうか。
 
 
 

model#16


1階と2階南側にオフィスを配した水盤の中庭を持つ案。模型も精巧かつ的確なスケール感でわかりやすい。オフィスや住宅といったプログラムを中庭や半屋外の通路でつないでいる案だが、もう少し4階など住宅部分がヴォイドスペースに開いたり、1階での西側の並木風景の取り込み方、さらには風の抜け方など様々な観点からいまいちどヴォイドスペースのあり方を検討した方が良いのではないだろうか。
模型の作り方として、各階ごとに制作したものを積み重ねていく方法もあるかもしれないが、一面の外壁を取り外して、断面模型のようにみせるこの案の模型のつくり方は、垂直方向の空間を明確に表現する上で有効である。

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model#17


1階にカフェ、2階にオフィスを計画した、大きな木のある中庭を配した案だが、上階で被せてしまっているために閉鎖的な中庭となってしまっている。樹木も育ちにくく上階までヴォイドで抜いた方が良いのではないだろうか。中庭が階段室だけに面しているが、カフェやオフィス、住戸の各室からのシンボリックな風景となるような関係のしかたの方が良かったのではないだろうか。2階オフィスと3階住宅リビングが吹き抜けた階段でつながっているが機能的に問題はないのだろうか。

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